ラナイ島南岸にある、絵のように美しいフロポエ湾。
そのフロポエ湾とマネレ湾の間に、とても大きな岩があります。
よくみると、ハートの形に見える岩。この岩はスイートハートロックと呼ばれて観光名所になっています。
この岩は高さが約25mもあるとても大きな岩で、ハワイ語では「プウペヘ」と呼ばれ、ハワイの伝説と深いつながりのある場所です。
とてもロマンチックな名前ですが、実は悲しい恋のお話でもあったのです。
むかし、むかしラナイの若き戦士マカケハウとラハイナ少女ペへとの恋のお話。
ペへの美しさにすっかり魅せられたマカケハウ。
彼女を手放したくないあまり、その美しさに魅了された彼は、彼女をこの岩の近くの洞窟に隠してしまいます。
彼が留守の間に、プウペヘは波に飲まれおぼれてしまいました。
嘆き悲しんだマカケハウは少女を岩に葬り、悲しみのあまりこの岩で身を投げたと言われています。
この神話は、愛するあまり、想いにとらわれて相手を独り占めしようとしてはいけないことを教訓として語り伝えられているのです。