世界でも屈指のリゾート地として世界中の観光客から愛されているハワイ。
いつかは行きたい憧れの地ですね。
さて、今回は、一番最初にハワイに住んだと言われている「First Hawaiian」ハワイロアの話をしたいと思います。
ハワイロアはもともとは、ハワイ人ではありません。伝説によると「カアイナカイメレメレアカネ(カネの黄色の土地)」と呼ばれる遠い 国の、カパカパウア・カネというところに住んでいたそうです。
ハワイロアは遠洋漁業の達人と言われていました。そのため、はるか遠くの海まで船で獲物を捕りに行くのです。
さてハワイロアには、「マカリィ」という航海士が居ました。マカリィは今度の漁業には「イアオ」(東)へ向おうと勧めました。なぜなら「ホク・ウラ」(牡牛座のアルデバラン)が我々を天国のような地へ導いてくれるからだと信じていたのです。
そして、たどり着いたのが、当時には誰も住んでいなかったハワイ諸島だったのです!
ハワイロアはその島がとっても快適で気に入ってしまい、一族や仲間を全員つれてきたことからハワイ人の歴史が始まったと言われています。
ちなみに、ハワイロアの子どもの名前は、長男がマウイ、次男がカウアイ、娘の名前はオアフだったそうです。
何か気づきませんか?そうです、今のハワイ諸島の名前の語源にもなっているのです。
遥か遠くの黄色い土地から、お告げを信じてやってきたハワイロアは、もしかしたら今のハワイアンの祖先だったのかもしれませんね。